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アウトドアの基礎知識

トレイルランニングとは?

2016/07/31

トレイルとは登山道や林道などを意味し、場所の高低に関わらず、舗装されていない主に山などの自然の中を走るアウトドアスポーツで、最近では国内でも専門誌が発売されるなど、日本でも人気のアクティビティとして若男女に幅広く広がりをみせている。

以前は日本において、「山岳マラソン」「山岳耐久レース」といった呼び名で紹介されていたが、日本の第一人者である石川弘樹氏が、トレイルランニングと言う言葉を広めた。
Tracy Garneau, United Kingdom. Photo: Tim Kemple. The North Face Rights Expiration Date: Sept 4, 2013.
根や岩が出たり、草むらだったり、土、砂利などさまざまな表情の自然の中を走る為、登山靴ともランニングシューズともまた違った、軽く走りやすくグリップの良い専用のシューズを使用し、 また、一度山に入ったら下りてくるまではすべてが自己責任という環境の中で自分の身を守る為、走るコースや距離、時間によって最低限の装備、食糧、水分などを専用の小型バックパックに入れて走ります。

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トレイルランニングにはタイムや順位を競い合う競技も数多く存在し、距離も、20kmに満たないものから100km以上を数十時間かけて走るレースもあるなどさまざまです。

そういった競技もあるが、トレイルランニングの基本はアウトドアスポーツ(遊び、レジャー)のひとつ。アスファルトを走るマラソンのように、常に走り続けている必要は無く、 登りや足場の悪いところなどはハイキングのように歩いて、緩やかな傾斜や気持ちの良い稜線など、走りたい!と思った、感じた時に走ってみるといった感覚で楽しむことができる。

山の基本的なルールとマナー(他のトレイル利用者への配慮、トレイル以外に入らない・植物を採らない・ゴミは持ち帰る・登り優先等)を守り、何より自然を楽しみ、 自然と一体になりながら走って「遊ぶ」のがトレイルランニングの魅力ではないでしょうか。

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市民ランナー・中島彩の「続・東京マラソンへの道」より

みなさん、こんにちは! 『走るフリーアナウンサー』の中島彩です。夏真っ盛りの7月、汗をかきながら街を走っていると、「中島さん、ブログを見てますよ~! でも最近暑いから、街中の道路より、山での『トレラン』のほうが涼しいですよ~」と、ランナーの方から声をかけていただきました。みなさんは、トレランってご存知ですか? トレランとは、「トレイルランニング」の略で、「トレイル=森林や原野などの踏み分け道」の言葉どおり、舗装されていない道を走りながら山を上ったり下ったりするランニングのことなんです。

こんな軽装でプチ・トレイルランに初挑戦。完全なる間違いでした。
トレイルランニング

実はこのトレラン、今、ランナーの間で新しいブームになりつつあります!

トレランという言葉は知っていましたが、今まで挑戦したことのない私――。というわけで今回、トレランをやってみようと思いました! テーマは題して、「RUN×トレラン準備編」です!

☆とりあえずトレランを体験してみました!

なんでもすぐに始めたくなる私は、何の知識もなく、まずはトレイルランを体験してみようと思いました。というわけで、市民ランナー向けの書籍を数多く出版されている金哲彦先生に相談したところ、「東京都目黒区にある『林試(りんし)の森公園』は、プチ・トレイルランが体験できるよ」とのこと。さっそく私は、金先生おすすめの公園に行ってみました。

林試の森公園は住宅街にあったのですが、いざ入ってみると、「高低差のある細道」や、「枯葉が落ちた林道」など、まるで小さな森のよう。私は普段のランニングの格好で、森へと飛び込んでみました。舗装された道に走り慣れた私にとって、迷路のような森の小道を走るのは、一種の冒険みたいな気分でした。また、木々が日差しを防いでくれるので、とても清々(すがすが)しかったです。マイナスイオンのシャワーを全身に浴びてきましたよ!

しかし、いざ森の道をランニングしてみると、想像以上に走りにくいことが分かりました。一番の原因は、シューズです! 普段使っているランニングシューズだと、小石がつま先に当たって転びそうになったり、枯葉で滑りそうになったりするのです。「本格的に山で走るなら、トレラン用の準備が必要かも……」と感じた私は、さっそく馴染みのスポーツ用品店に行ってみることにしました!

トレイルラン用のシューズはソール部分に注目です!
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☆どうやってトレランを始めればいいの?

お世話になったのは、ICI石井スポーツ原宿店の平林高志さん。トレイルランニングを愛してやまない、「トレランのプロ」の方です。そもそも、トレイルランニングの定義は、「未舗装の道を走ること」なので、自然を生かしたスポーツの盛んなアメリカでは認知度も高いそうです。日本では最近になって、「トレイルランニング」という言葉が浸透してきたと平林さんは教えてくれました。

さっそく私は、平林さんに林試の森公園での体験談を話し、「まずはシューズだけ買っておこうかと思うんですけど……」と伝えました。すると、「中島さん、トレイルランニングはきちんとした準備をしないと、思わぬ失敗や事故につながります! ちゃんと準備しましょう」と言われてしまいました。早く山で走りたいという衝動に駆られていた私ですが、平林さんの言葉に猛反省。軽い気持ちで始めるのではなく、しっかり準備しようと考えを改めました。

平林さんいわく、トレイルランニングに大切なことは、「山の知識を持つこと」だそうです。最近、トレランブームや登山ブームで安易に山を走ったり歩いたりして、事故やケガをする人が急増しているとのこと。街中と違って山中では、「疲れた。もう歩けない」と思っても、駅やバス停は近くにありませんし、コンビニや自販機などもありませんよね。というわけで、トレランを始めるにあたって、「最低でもこれだけは必要!」となるグッズを紹介してもらいました。

【トレイルランニングに必要なもの】 (1)トレイルラン用シューズ  まず、絶対に押さえておきたいのがシューズです。トレイルラン用のシューズは滑りやすい山道でもしっかりとグリップし、つま先に小石がぶつかっても大丈夫な工夫が施されています。見た目は少し重そうですが、思ったよりも重くありませんでしたよ! 1万円から2万円程度で購入できるとのことです。
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(2)トレイルラン用ザック  トレイルラン用ザックの良いところは、チューブ型の水筒を装備できる点です。山を走りながらペットボトルで飲むと、足もとのバランスを崩しやすく、一度に多くの水分を摂りがちになります。その結果、脱水症状になる危険も……。しかしチューブ型なら、走りながら小まめに水分を補給できるので便利なんです! 価格は1万円から1万5000円ぐらいでした。
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チューブ型なら足もとを気にせず小まめに水分を補給できます!

(3)地図&コンパス  山は目印が少ないので、迷子に要注意! トレランをする場所を決めたら、登山用の地図を購入しておきましょう。コンパスも意外と役立つので必須です。

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(4)レインウェア  山間部でランニングすると、ころころと天気が目まぐるしく変わります。私も山の天気で右往左往した経験をしています。急に雨が降ってきても、すぐに下山できるわけではありません。トレラン用のレインウェアを着てみましたが、発汗性と通気性が良く、とても軽かったですよ!
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(5)非伸縮テーピングテープ  万が一、山でケガをしてしまった場合、止血や部位の固定に役立ちます。薬局で購入できますよ!

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(6)レスキューシート  銀色のアルミ素材でできた遭難時用の保温シートです。ケガや事故で動けなくなったとき、体温が低下すると危険な状態になります。何があるか分からないので、このシートも欠かせません。

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(7)ヘッドライト  予想以上に時間がかかった場合、下山が日没になることも多いそうです。ヘッドライトがなくても、小型の懐中電灯は必ず持参してください。

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シューズやザックは決して安いものではないですが、自分の身を守るためにもトレイルラン用のグッズをチョイスしてほしいです。多くのスポーツショップではレンタルもやっているそうですよ。また、小物の多くは100円ショップでも揃えられそうです!

平林さんとトレイルランの準備をしていると、私は早くも大会に出てみたいと思うように……。しかし、「マラソンもいきなり大会には出ませんよね? ちゃんと練習をして準備しますよね? まずはトレイルウォーキングでもいいんです。大会より前に、まずは練習ですよ」と、最後にまたクギを刺されました。改めて反省です(笑)。

林試の森公園で感じた、「冒険のような魅力的なラン」が忘れられない私――。早く大会に参加できるように、これから「トレラン準備」をしていきたいと思います!

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